初詣のファッション・デザインの資格４
和裁士
- 和裁士の仕事
- 一定の長さで織られている反物を有効に使い、ゆかたや振袖、留袖等、注文に応じて着物を縫い上げる。
着物を縫える人は減少傾向にあり、確かな技術を持つ和裁士へのニーズは高い。 - 和裁士の適正
- 着物の美しさを演出する為のセンスも必要だが、基本的には手縫いで仕立てる仕事なので、手先が器用で根気強い人に向く。
- 和裁士の資格取得法
- 和裁の学校(スクール)で取得。
資格は必須ではないが、東京商工会議所主催和裁検定と厚生労働省和裁技能士試験があり、夫々２級以上を取得しておくのが望ましい。
就職先は和服仕立て事業所等。
経験を積み、独立する人も少なくない。
和裁教室を開く道もある。
バッグデザイナー
- バッグデザイナーの仕事
- バッグを企画してデザイン画を起こし、皮・布・金具を選んでサンプルを作る。量産する為の工場への発注業務も担当する。
オリジナルブランドの場合はブランド名を考えるのも仕事となる。 - バッグデザイナーの適正
- 新商品の提案をする事から仕事が始まるので、斬新なアイデアの持主である事に加え、どのようなものを作りたいのか、機能性や使い易さ、用途、ターゲットとする年齢層等を踏まえてプレゼンテーションをする力のある人が求められる。
- バッグデザイナーの資格取得法
- デザイン工芸系の学校(スクール)の養成コースで、バッグの素材や、装飾技法、マーケティング理論やライセンス契約等の知識を身につける。就職先は革製品メーカー、専門商社、アパレルメーカー等。
テキスタイルデザイナー
- テキスタイルデザイナーの仕事
- 布地の色や柄等をデザイン。
糸の素材選びからプリント染色のデザイン、色合い、加工法迄を指示して工場に発注する。デザインする布地は、ファッション関係からインテリア迄さまざま。 - テキスタイルデザイナーの適正
- 流行に敏感で、絵を描いたり、デザインするのが大好きな人。芸術家ではないので、自由にデザインしていい訳ではない。
依頼者がイメージする商品の素材としての布地デザインに仕上げる必要があるので、依頼者のニーズを読み取る事が出来る人が求められる。 - テキスタイルデザイナーの資格取得法
- 服飾、デザイン系学校(スクール)の養成コースで取得。
学校(スクール)では、布の特性、糸、原材料、布加工に関する授業が行われている外、布地作りの実習も。
就職先はアパレルメーカー、繊維メーカー等。
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